なんか始めてしまったから自分の人生について振り返っています。
あんま長々語ってもあれなので、この記事で最後!
さて、テクニカルライターとして仕事を始めました。
テクニカルライターとは、製品の説明書を作る人のことです。
私はOA機器のテクニカルライターとなりました。
で、仕事を始めると同時にフラメンコも習い始めました。
きっかけは、大学卒業旅行でスペインに行ったこと。
1人でスペインをグルーっと回ったのですが、コルドバのバルでフラメンコを見たんですよね。
バイラオーラさんがめちゃくちゃ美人でうっとりしたのと、あとお客さんの盛り上がり方が異常で(笑)、とても楽しかったので、影響されやすい私は「私もフラメンコやりたい!」と思ったんですね。
そのあとおそらくこのバルの店主さん(?)に喰われそうになったのはいい思い出(笑)!
車に乗せられ、ヤベッと思ったんですが、「No!」と言ったらホテルまで送ってくれるだけで済みました。ありがとう…そしてただのいいおじさんなのかと思ってたら下心満載なことに当時22歳の私は気付けなかったよ…すまぬ。
みんなも気をつけてね!笑
でも他の国も回って思ったけど、スペインのおじさんは性欲ムンムンだけどNo!と言えば普通にそれ以上は踏み込んでこない。健康的なおじさんが多かったな(←?)
さて話が逸れましたが、私は千葉県某所に住んでおりまして、勤務地は横浜になりました。
まぁ横浜ならJRで行きやすいので(JRは混むけど、、)まぁオッケーと思っておりました。
そしたら客先常駐が決定し、早々に新横浜勤務へ。。。。
横浜と新横浜は名前は似ているのですが、アクセスが非常に悪いんですぅぅぅ。
「横浜線」と銘打っているのに大抵東神奈川止まりなんだからね!!
そんなわけで千葉県から新横浜まで通勤する日が続く。
しかもテクニカルライターは下流工程の仕事になるので、非常にスケジュールが厳しいのである。
締め切り前に「あ、やっぱ仕様変える~」って開発者さんから言われたり、こっちからの質問に全然答えてもらえなかったり^^;
1年目の冬からすでに毎日22~23時ごろまで仕事していてかなりキツかった…。
当時まだ20代前半だったからできたな。
で、通勤片道2時間かかるので、帰ったら深夜1時とかなんですよ。
それで朝6時ごろ起きて、7時に家を出るという。
いくら若かったとはいえ、だいぶしんどかった…。
行きの電車は修羅のごとく混んでいたけど、帰りの電車は大抵座れたので、電車の中で睡眠時間を確保していた。
23~24歳なのに、出社してすぐに栄養ドリンクを飲んで、夕方にもまた栄養ドリンクを飲むと言う生活をしていました。
そんなわけで、フラメンコを週1以上でやるという選択肢は、その会社に勤めている間は全くなかったわけなんですよ。
平日に練習に参加するとか不可能に近かったし。
まぁそんなわけで、もともとスタイルや筋肉のつき方的に踊りに向いているわけでもなかったので、一緒に始めた子たちからはどんどん(実力的に)離されていきましたね。
で、そんな仕事を3年して、仲良い先輩が転職したりもして、私も転職を決意。
しかし安定のコミュ障、なかなか勤務先が決まらず。
新横浜から何度新幹線に乗って面接へ向かったか…(遠い目)
そんな中今の会社に決まりまして。
まぁ給料はそんなに良くないんだけど、一緒に働く人たちがみんないい人で、しかも大抵18時ごろには帰れるように。
そして通勤時間も半分になり私的には超ハッピー。
それからかな、フラメンコを本格的に練習し始めたのは…
私はもともと姿勢がめちゃくちゃ悪くて、踊りをするには非常にみっともない感じでした。
フラメンコ始めて3年目くらいの動画があったので晒しあげ。
頭が変な位置にあってもげ落ちそうだね~。
動きがぴょこぴょこしすぎていておかしい。
一番最初に練習したフラメンコのお化粧。実際見るとマジビビるんだけど、写真だと割といいね?2012年だか2013年だかの写真。
で、私は踊り自体はそんなに上手くないし、もう大人だから、小さい頃から舞踊をやっていた人たちとテクニックで競い合うのは無理や!と思ったんですね。
ピアノをやっていたためか楽器が好きだったので、日本では(スペインでも少ないけど)やっている人が少ないカスタネットを頑張って自分の特徴にしよう!と考えたのでした。
そんなわけでカスタネットが上手い先生に師事し、いろんな曲でカスタネットをつけて踊りました😁
2018年初頭にシギリージャを練習している動画がありました
まだまだカスタネットど下手くそだね~。音が出てないね~。
でね、会社で、「海外で自己研鑽をする目的なら、3ヶ月休職してもいい」という制度ができたんですよ。
そんなわけで早速申請し、セビージャへ🛫
この時のことは過去のブログ記事で色々書いていますので、よければご覧くださいまし!
そこでスペインのフラメンコの魅力に取り憑かれ、次はワーキングホリデービザを申請してスペインに来たというわけです。
スペインなんかに来るくらいだから、フラメンコフリークかと思われるのですが、本気でやりだしたのはここ3~4年くらいなんですね。
私はスタイルも悪いし、踊りの基礎があるわけでもない、何にもない人間なんですが、一番大切なのは「続ける」ことなんだと強く思います。
踊りの才能はゼロに近いのでどんどん周りから追い抜かれていくわけなんですが、下手なりに続けていると、私を追い抜いていった人たちがどんどんフラメンコをやめていっているので、まぁ教室内という括りでいえばそれなりの位置につけます。(笑)
まぁ、踊りは勝ち負けじゃないんだけどさ…
下手だし根性ないんだけど、異常に負けず嫌いという側面も持ち合わせているので、「辞めたら負けたことになる」という気持ちが常にあったんですよね。
負けず嫌いすぎて、負けるのが嫌すぎて、勝負事はほぼしないんだけどね(だからテニスも続かなかったのかも?笑)。
そんなわけで、この3部作を通して伝えたかったことは、私のような体型的にも才能的にも恵まれていない人間であっても、フラメンコはその門戸を開いてくれていますよ、ということです。
大切なのは続けること、それしかない。
あ、でも何にも考えずにぼーっと練習していても何にもならないので、常に「なぜできないんだ?」と考えることは大切だなぁと思います。
私は自分をアピールするのがとても下手なので(いいところもないしね…)、アピール上手な人たちからはどうしても埋もれてしまうのですが、真面目にコツコツ積み上げていれば、必ず見てくれる人はいるしね。
そんなわけで、みんな気負わずフラメンコを楽しもう!!!笑
だいぶ端折った部分もあるけど、私の人生史でした~~。