こんにちは〜
土曜日(日本は日曜の早朝)、アメリカのフラメンコのイベントオーガナイズ団体(?)Siempre Flamenco主催のオンライン番組がありました〜
セビージャで大変お世話になったハビエル・エレディアとリナさんがゲストとして登場し、彼らのショーのムービーの放映と、彼らのフラメンコバックグランドについてのQ&Aセッションがありました〜
YouTubeにて無料で見られます!
リナさんとハビエルのフラメンコは息をするみたいに自然で、フラメンコで、とても好き🥺
番組はスペイン語&英語だったので、こちらの記事にてQ&Aの翻訳をして、皆さんと内容をシェアしたいと思いますっ。
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インタビュワー(以降「I」):あなたたちはとてもトラディショナルなフラメンコスタイルよね。ニュー・フラメンコと、トラディショナルなフラメンコの違いってある?
ハビエル(以降「J」):フラメンコっていうのは、1つしか存在しないよ。今は2021年だから、そういう意味では今のフラメンコはニューかもね。今はフュージョンとかもあるけど、フラメンコというのは1つしか存在しないよ。
リナさん(以降「R」):私はアンティグオ(古い)スタイルのフラメンコが好き。アンティグオなフラメンコは、すべてが自然に行われている。舞台で踊るための準備をしたり、テクニカを学ぶことも大事だけど、フラメンコが自然なフォーム(カンテへの呼応など)をなくしたら、フラメンコとして大切な何かが崩れていってしまうように感じる。
J:スタジオで練習するだけが、フラメンコではないよね。
I:ハビエルは、すべて独学で、誰かに習ったとかいうことはないのよね?
J:学校に行って読み書きとかは習ったよ(笑)。フラメンコは、そうだね。アカデミアに行ったりはしなかったよ。
I:ハビエルのバックグラウンド(フラメンコを始めたきっかけなど)について教えてください。いつフラメンコで生計を立てていこうと考えたの?
J:小さい頃から家でアフィシオナードのお父さんの歌を聴いていたよ。いつも家で歌っていたんだ。あんまりフラメンコを仕事にしようと思ったことはなかった。楽しみのためにやっていた。
ある時フアン・デル・ガストール(ディエゴ・デル・ガストールの甥)がフィエスタでの仕事をくれて、それからフィエスタやフェリアに呼ばれるようになった。17、18歳の頃かな。
それからマヌエラ・カラスコのカンパニーで一緒にショーをした時に、「これで生きていける!」と思ったかな。
でもやっぱり、フラメンコは仕事!というより楽しみという感覚が強いけど。
I:自分はプロだ!と思った時は?
J:チャーリー・チャップリンの言葉に、「La vida es corta, y somos todos los aficionados」というのがある(人生は、プロフェッショナルになるには短すぎる)から、みんなアフィシオナードだと思うよ。だけど、プロになりたいと思ったのは、毎朝早い時間に目覚まし時計をかけて起きるのが嫌だったから(笑)。フィエスタとかで遅い時間に働くのが魅力的に見えたんだ。
I:わかるわ。私もそう思う。たまに朝早い仕事もあるけどね…マイアミでの一緒の仕事の時は、朝早くから動かなければならなかったわね。
J:キャリアを積んでいくにつれて、責任感が養われてきたよ。フラメンコは楽しいけど、プロとして責任を持たなければならない時だってもちろんある。
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・・・こんな感じかな?誤訳があったらごめんなさい!
長くなったので続きはまた次回に〜!!