【シギリージャのレトラと構成】私はこの土地の人間ではない…

【シギリージャのレトラと構成】私はこの土地の人間ではない…
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下書きのままずっと放置していた。。。汗

こんにちは!今回もFlamencopolisを読んで学んだシギリージャの解説をしてゆきますっ。

実際のページはこちらからご覧ください(スペイン語)

シギリージャの代表的なレトラ

Demófilo(作家の名)は177のシギリージャの歌を集めました。そのうちの77はSilverioに由来するものです。最も古いシギリージャの一つであるEl Planeta(カンタオール;フラメンコの歌い手)によるシギリージャでは、ジャマーダ(歌を呼ぶ所作)の後に以下のように歌っています。

A la luna le pío,
la del alto cielo,
como le pío que me saque a mi pare
de onde está metío’.

歌詞の翻訳は自信がないのですが…

月に向かって私は鳴く
空高く登っている月へ
まるで私の父が埋まっている場所から
掘り出されてしまったかのように

最後がちょっと自信ない笑

José Gelardo Navarro (フラメンコの研究者)が、1830年に以下のPlayeraを発表しました。これは疑う余地もなく最も古いシギリージャでしょう。

No soy de esta tierra,
Ni en ella nací;
La fortunilla rodando, rodando,
Me ha traído aquí

私はこの土地の人間ではない
ここで生まれたわけでもない
運命の輪が巡り巡って
私をここへ連れてきたのさ

シギリージャのコンパスを持つ曲種としては、SerranasとLivianasが挙げられます。もう一つはCabalesと呼ばれる曲種で、シギリージャをメジャーキーで歌っているものです。

シギリージャの構成

シギリージャの構成について書いていきます😃

1. 力強いラスゲアードでマルカへ(Marking)し、短くレマーテする。そしてギターの下の弦でマルカへし、カンタオールの歌を呼ぶ。これは各バースのレマーテまで続けられ、一般的にイントロは同じである。サリーダの古典的なものはTiritiri…で始まるもので、これは観衆の注目を集めるためのものである。例えば管楽器をひと吹きするように。

2. サリーダの後に、カンタオールは短い歌を歌う。この時の歌は控えめながらも非常に感情的なものである。

3. ギタリストが歌に対してレマーテをする。慣習的にこのレマーテはラスゲアードで行われ、シギリージャのタイプによって様々なバリエーションが存在する。このレマーテの後にカンタオールは果敢・メリスマティック※に歌う。
※メリスマ:一音節に複数の音を当てるという意味らしいです。

4. レマーテの後、ギタリストはメジャーに変調しCabalesに行くか、マチョへ行くか、他のレトラに行くことができる。クライマックスのプレリュードとして、ギタリストはコンパスを何度も締める。

バイレ(踊り)としてのシギリージャは非常に特徴的です。
ダンサーのVicente Escudero(1888〜1980年)が1940年に初めてシギリージャとバイレを融合させました。
そしてPilar López によってパリージョ(カスタネット)で踊るシギリージャが生まれました。
踊り手はサリーダを強調するようにゆっくりと歩き、このときプンタ(足の先を地面につけること)し、ランジします。

まとめ

今回はシギリージャの構成について書きました!
シギリージャの仲間としてセラーナは聞いたことがありましたが、リビアナとカバレスは初めて聞きました👀
知らないことがたくさんだ〜

これまでのシギリージャシリーズ

シギリージャの歴史
シギリージャの構成(本記事)

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