ペペ・マジャ企画ライブ 2018.3.1
- 2018.03.07
- ライブの感想
3/1にギタリストのペペ・マジャさん企画のフラメンコライブ@アルハムブラに行ってまいりました~。ついこの間もアルハムブラ行ったばかりだけど(宮野ひろみさんを観に…)。宮野さんは以前アニフェリアで観て「カッコイイ~!!」と感激したので、またみたいな~、と思っていたのです。こないだも本当にステキだった♡舞踊としてもう完成されてる感じで♡ビューティフォーでした。
さて、今回のライブでまず印象に残ったのは山中純子さんのソレア・ポル・ブレリア。マニッシュな衣装も、キレッキレの振りもステキだった~♡細身で背が高いから、男っぽい衣装もお似合いでした。踊りもすごくかっこよかった。
それから、私のフラメンコの先生である公家千彰さんのシギリージャ。さすがのパリージョ!公家先生はテクニックもさることながら表現力がずば抜けてると感じます!!踊ってる時は、何かが降りてきているような。そしてパリージョの音が本当にキレイ~。カスタネットだからそんなに音階はないのだけど、彼女のカスタネットは、本当に音楽を奏でています…。カスタネットってこんなものっしょという私の中の前提を崩されたというか。
何かが完全に降臨した時の公家先生の踊りは本当に神々しくて好き♡振り付けもスタイリッシュでかっこよくて好き♡
公家先生のシギリで1部が終わりました~。
アルハムブラって料理がおいしいから、けっこー食べちゃうんだよね~。あんまりお金もないし1~2品にしとこーと思ったのですが、この日は頼みまくってしまった…。笑
さて、2部で一番印象に残っているのは、やっぱり梶山彩沙さんのタラント!YouTubeなんかで踊りは拝見していたし、前から一方的に知ってはいたのだけれど(そして同年代だから勝手に注目していたのだけれど)、生で見るのは初めて。
マルワで優勝してたり、新人公演で奨励賞とってたり、輝かしい経歴の持ち主ですが、踊りはその輝かしい経歴にふさわしいものでした…というか、うわーこんだけ巧けりゃそりゃ賞も総ナメだよなー!!っと心から思う圧巻の踊りでした。
いやー、タラントっていうのはああやって踊るものなんですねえ。とても勉強になりました…。また是非見たいな~!!本当によかった。
観て「うまい!」と感じる人の共通点は、やはり音楽を支配しているところだなぁとこのライブを観て改めて気がつきました。
公家先生しかり、梶山さんしかり、音楽に踊らされているんじゃなくて、指揮者のように音楽を作り上げているというか。バックの音に合わせるのに精一杯です~!っていう踊りだと、やっぱり感動しないのね。もしくは自分自分!すぎて音楽無視だったりとか。
その日はパルマで三枝さんもいらっしゃっていたので、どんな感じでパルマを叩くのか観察してました。
私はおさるのシンバルみたいに叩くのやめろって言われてからパルマはあんまり手を離さないて叩いていたのだけど、叩くときは手が多少離れてたほうがいいのね。両手を動かしてペチペチ叩くとおさるのシンバル感が出ちゃうのね。
いろいろと勉強になり、大変満足感の高いライブでございました~。
私もがんばろっ。上手い人の踊りを見るとテンションもモチベーションも上がります☺️
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